Apple Watchのお話

どうも、最近は遊ぶのと作るのに夢中になりまくって
ブログの方はかなり疎かになっていた人です。
今日は近況報告を兼ねてAppleWatchのお話をば。

◆Apple Watchを買いました

単刀直入に言うと、AppleWatchを買いました。

AppleWatch第4世代 Wi-Fiモデル。調べてみて携帯回線はいらないと判断できたのでCellularモデルは止めてこちらに。そもそも格安SIMのSIMカードアクティブ枚数が最大になってたのでどうしようもなかったのだが。

◆何故買ったのか

6月初頭に「そういえば最近体重計に乗ってないな」とふと思い、体重計に乗ったところ、過去に叩き出した数値よりも上回っており、どうにか体重を減らさねばと思ったため。

とはいえ実は過去にも体重を減らしたことはあったのですが、以降キープ活動を疎かにしていて、かつそこからの復帰も全然する気もなかったので、心機一転新しいデジモノを着ければモチベーションも上がるのではないかと思っていた。

◆買って着けてみて

大前提としてAppleWatchは、装着中は「どれだけ運動したか(動いたか)」「どれだけカロリーを消費したか」「定期的に立ち歩いているか」「心拍数がどう変遷しているか」などを計測している。

このうち、「運動」「消費カロリー」「立ち」は『アクティビティ』アプリで目標に対してどれだけ達成したかをリアルタイムで参照できるようになっている。

これは『アクティビティ』で表示されるグラフを時計盤に表示するように設定した状態のもの。赤いグラフが「ムーブ(消費カロリー)」、緑のグラフが「エクササイズ(運動時間)」、青いグラフが「スタンド(1時間に1分立ち、それを12時間)」となっている。

こういったノルマが一目で確認でき、そしてその確認方法も「ただ腕時計を見る」程度の簡単な動作なので、嫌でも目に付くのだ。
なんなら動いてなければ「動けこの豚」とわざわざ振動+音+画面表示で通知してくる始末。
※実際はここまで罵倒しません。

1日が終わるまでにすべてのリングを閉じる(3つのグラフを1周させる)ことができればその日のノルマは達成ということになる。

この「リングを閉じる」が中々に楽しい。

リングを閉じることができればその都度通知して「おめでとうございます!」と綺麗なエフェクトとともにホメてくれる。3つのリングが閉じた瞬間はエフェクトがちょっとだけ豪華になる。この認められた感と頑張った感と明確なゴールにたどり着いた安心感が沸き起こるのだ。

そして日々の達成状況については連携したiPhoneの『アクティビティ』アプリに蓄積されていく。こうして毎日積み重ねて言って振り返るのも快感の一つでもある。

いくつかリングが閉じ切っていない日があるがそれは御愛嬌。
休みの日の方があまり動く機会が無いんだ……。

何はともあれ、『毎日リングを閉じようとする』のが楽しい、『リングの達成状況を積み重ねるのが楽しい』、そして『達成状況に応じてバッジをもらえるのが楽しい』と楽しい尽くしなのだ。

最初の駆け出しは『ただ腕時計を着けるだけ』で、その腕時計にけしかけられ、自ら動こうという意思につながったのは自分でも不思議に思うほどだ。
実際に退勤の際には乗換駅まで自分の足で歩くようになったし、休みの日にはできればウォーキングするようになった。

そうして実際、現在ではスタート時点から既に5㎏くらい? 体重が減ってきている。やばいな。

◆AppleWatchだからできること

iPhoneやiPadは持っているけど、AppleWatchは初めてだった。
スマートウォッチ自体が初体験だったので、「これがあれば今までできなかったことが何かできるようになるか?」なんて思っていたが、デジモノとしてそんなにあれこれ便利になるような立ち位置ではなかった

強いて言えば「ApplePayが使えるようになった」くらいだろうか。
私が使っているのが iPhone6 故、NFC決済には対応していなかった。なので初めてモバイルSuicaを導入した。なるほど、これはそこそこ便利。改札のICリーダーにどう腕を伸ばすか悩むけど。

どちらかと言えば「今まで情報を見ていたデバイスが腕時計型になった」部分そのものの恩恵が大きいかと思う。

例えば 天気 なんかは今までニュースでもiPhoneでも見ていなかった。iPhoneで見るにも手放しの状態やTwitter閲覧中からアプリを立ち上げるまでのプロセスが億劫だったからだ。AppleWatchを着けてからは時計盤を見てちょっとつつくだけですぐ天気を見られるようになったので、頻繁に見るようになった。

iPhoneに届いたLINEやDiscordの通知なども、AppleWatchにも同様に伝達されるので簡易的にメッセージを確認したりもできる。諸動作がめんどい時に腕を上げるだけでインスタントに確認できるのはすごく大きい。

後意外だったのが、『iPhoneの再生中を制御できる』ことだった。iPhoneの『ミュージック』や『Podcast』で何かを再生していれば、AppleWatchの画面がプレイヤーの画面になり、再生/停止やスキップ、音量の調整がすぐできるようになるのだ。
これもポケットやカバンにiPhoneを入れていればすぐに制御できる良い例だ。

ただ『ミュージック』にしろ『Podcast』にしろ、AppleWatch単体でも音楽ファイルを持ち、Wi-Fi/Bluetooth(iPhone)経由でエピソードをダウンロードできる故、AirPodsなどのワイヤレスイヤホンなどが無いとフルに活かしてる感じがしないなぁと言うのが本音。でもAirPods高いょ……。
※AppleWatchにはイヤホンジャックやUSB端子等がないのでワイヤレスイヤホンが必須

◆まとめ

個人的にAppleWatchは本来スポーツ向けではあるけど、面倒くさがりにもうれしく、また動くようにそそのかしてくれる良いアシスタントだと思う。

iPhoneとAppleWatchと有線イヤホンでウォーキング程度でも十分に楽しいが、ポテンシャルをフルに活かすならAirPodsと一緒に使うのが恐らくベストなのだろうと思う。

しかしデジモノとして見たときはちょっとラクになるくらいで、新機能があって便利になるわけではないのは覚悟しておいた方が良かったのかもしれない。

またしばらくした後にAppleWatch及び減量について続報を出せればと思う。